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サポカー補助金は終了?2024年現在も申請できる補助金について解説

2024.04.23

最終更新日 2024.7.22.

【シニアカーのエキスパート!シンエンス監修】サポカー(安全運転サポート車)とは、衝突被害軽減ブレーキなどの技術で安全運転を支援してくれる車のことです。

高齢者ドライバーの交通事故防止対策の一環として、サポカーの購入に政府から補助金がでていましたが、2021年11月に受付終了しています。

この記事では、現在でも受けられるサポカーの補助金と、サポカー以外にも高齢者の移動手段としておすすめしたいシニアカーについてご紹介します。

サポカー補助金の申請は2021年11月に受付終了

サポカー補助金(安全運転サポート車普及促進事業費補助金)」という制度を覚えていますか?

結論からいうと、2020年3月9日より開催されたこのサポカー補助金制度は、残念ながら2021年11月に受付が終了しています。

サポカー補助金とは、日本政府(経済産業省・国土交通省)が提供する補助金です。令和3年度中に満65歳以上になる、主に高齢ドライバー方を対象にした補助制度のことです。

衝突被害軽減ブレーキなどの安全技術が搭載されている車を購入するときの購入補助と、後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置の導入補助の2種類がありました。

2024年現在、サポカー購入に使える補助金はある?

これから、サポカーを購入したい場合、使える補助金はあるのでしょうか。

国のサポカー補助金は終了していますが、各自治体では補助金を受けられる場合があります。

主に電気自動車やハイブリットカーなどのクリーンエネルギー自動車の導入補助や自動車税の減税、また自宅に電気自動車の充電設備を設置する場合の補助などがあります。

全国で受けられる補助事業等の詳細は、以下の「次世代自動車振興センター」のホームページで確認してみてください。

「全国」で受けられる補助事業等の詳細|一般社団法人次世代自動車振興センター

そもそも、サポカーとは?

そもそも、サポカーとは?

サポカーとは、(安全運転サポート車)、高齢者を含むすべての運転者が事故を減らすために、先進の安全技術が搭載された車のことです。

衝突時に自動でブレーキをかける「衝突被害軽減ブレーキ」や、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を防ぐ「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」などの先進安全技術を活用した、一定の運転支援機能を備えた自動車のことを指します。

サポカー自動ブレーキを搭載。全ての運転者向け。
サポカーS自動ブレーキ+ペダル踏み間違時加速抑制装置などを搭載。高齢者向け。

自動ブレーキを搭載した全ての運転者向けの車を「サポカー」と呼ぶのに対し、自動ブレーキに加えペダル踏み間違時加速抑制装置などを搭載した、高齢運転者に推奨される車を「サポカーS」と呼んでいます。

さらにサポカーSは以下の3つに区分されます。

サポカーSの区分詳細
ワイド衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)
ペダル踏み間違い急発進抑制装置(マニュアル車除く)
車線逸脱警報(車線維持支援装置でも可)
先進ライト(自動切替型前照灯)
ベーシック+衝突被害軽減ブレーキ(対車両)
ペダル踏み間違い急発進抑制装置(マニュアル車除く)
ベーシック低速衝突被害軽減ブレーキ(対車両・作動速度域が時速30km 以下のもの)
ペダル踏み間違い急発進抑制装置(マニュアル車除く)
出典:経済産業省の資料をもとに作成

2022年5月より改正道路交通法が施行され、サポカーのみを運転できる「サポートカー限定免許」があります。取得に年齢に制限はありませんが、免許返納まで踏み切れない70歳以上の高齢ドライバーが主な対象です。

高齢運転者を含めた全てのドライバーによる交通事故の発生防止・被害軽減対策の一環として推奨されており、その普及に政府や自動車メーカーなどが協力しています。

高齢者の移動手段にはシニアカーという選択肢も

高齢者の移動手段にはシニアカーという選択肢も

高齢者にとっての移動手段は車だけではありません。

サポカーであっても完全に事故を防げるわけではないので、だんだんと車の運転に不安が出てくる高齢者も多いのではないでしょうか。

車の運転が少し不安になってきたけれども、移動手段を失うことに不安を感じている人は、免許返納後に「シニアカー」という選択肢もあります。

シニアカーは、免許証不要で運転ができる電動車いすのこと。

近所への買い物などのちょっとしたお出かけにはピッタリな移動手段になってくれることでしょう。

あわせて読みたい記事:「【シニアカー完全ガイド】免許や補助金、安全な使い方を解説!

シニアカーとモニスタの見守りサービスで安全な外出を

シニアカーとモニスタの見守りサービスで安全な外出を

長距離の歩行が困難になってきたり、免許証を返納したりした高齢者にとって、シニアカーは大切な移動手段となってくれます。

しかし高齢者がシニアカーで1人で外出するとなると、事故を起こさないか、トラブルに巻き込まれないかなど、家族はとても心配になるのではないでしょうか。

そんな時には、シンエンスの電動車いす見守りシステム「モニスタ」がおすすめです。

モニスタは、車両に搭載されたGPSデバイスが走行中の電動車いすを常時モニタリングし、日々の使用状況や現在地・消耗品の交換時期などをリアルタイムでお知らせしてくれます。

高齢者も安心安全にシニアカーでお出かけを楽しんでもらうために、ぜひモニスタを検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ:サポカー補助金は2024年現在、受けられない

残念ながら2024年現在、サポカー補助金を受けることはできません。

しかし各自治体によっては、電気自動車やハイブリットカーなどの購入に補助金を受けられるケースがあります。

また高齢者の移動手段は、車だけでなくさまざまなパーソナルモビリティ(小回りのきく電動の乗り物)があることも念頭に置いておきましょう。

パーソナルモビリティのひとつ、シニアカーも便利な移動手段のひとつです。

シニアカーの導入を考え始めたら、多くの販売実績があり、アフターサポートもしっかりしている電動車いす専門店「げんき工房」にお気軽に相談してみてくださいね。

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