シンエンスのお役立ちコラム

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安心できる高齢者の見守りサービスとは?種類と選び方を紹介

2024.03.15

【シニアカーのエキスパート!シンエンス監修】高齢のご家族がいらっしゃると出かけ先でトラブルに見舞われていないか、特に離れて暮らしている場合は体調や元気に過ごせているかなど気になりますよね。

高齢化社会が進む現代では一人暮らしのお年寄りも増え、家族だけではサポートしきれない面は見守りを補ってくれるサービスがおすすめです。

この記事では高齢者の見守りの重要性、見守りサービスなどについて紹介していきます。

目次

離れて暮らす高齢者の家族が心配……そんな時は見守りサービスを利用しよう

離れて暮らす高齢者の家族が心配……そんな時は見守りサービスを利用しよう

最近ではお年寄りの1人暮らしが増えてきており、離れて暮らす高齢の親が心配だと感じている人はとても多いと思います。

食事がきちんと取れているか、火の消し忘れはないだろうか、体調不良で倒れたりしていないか……。

そんな時に役立つのが『高齢者見守りサービス

家の中でも生活状況の見守りから、外出時の見守りまでたくさんの見守りサービスがあります。

高齢者の見守りサービスってどんなものがあるの?

高齢者の見守りサービスは、どのようなものがあるのでしょうか。

家の中をカメラでしっかり見守るサービスから、外出時の移動を見守ってくれるサービスまでさまざまな種類があります。

①:センサー型
②:通報型
③:電話・メール型
④:宅配型
⑤:カメラ型
⑥:訪問型
⑦:GPS型

それぞれどのような状況で利用するのがよいかを確認していきましょう。

①:センサー型|トイレや家の中での移動などセンサーを通してアプリに通知がくる

センサー型|トイレや家の中での移動などセンサーを通してアプリに通知がくる

センサー型とは、家の中にセンサーを設置し、トイレの移動などセンサーを通してアプリに通知がくるサービスです。

カメラを使わないので、高齢の親のプライバシーに配慮しながらも、自宅内に設置した複数のセンサーで移動を感知。行動履歴や部屋の明るさ(睡眠状況の推定)トイレの回数など、生活の様子を確認できるサービスです。

プライバシーを守りながら、同居しているような気遣いをすることができるサービスも多いので、安心して離れて暮らす家族を見守ることができます。

②:通報型|ブザーや専用アプリですぐにSOSが出せる

通報型|ブザーや専用アプリですぐにSOSが出せる

通報型とは、家に設置する緊急ボタンや専用のアプリなどですぐにSOSが出せる通報型の見守りサービスです。

主にセキュリティ会社が提供していることが多く、急な体調不良や持病の発作が起きたりしたときに、緊急ボタンを押すだけで近くのガードマンが駆けつけてくれます。

また、健康について気になることがあればいつでも相談できるサービスを提供している会社もあり、1人暮らしのお年寄りの強い味方になってくれるでしょう。

③:電話・メール型|決まった時間に自動的に送られるメールや電話に返答する

電話・メール型|決まった時間に自動的に送られるメールや電話に返答する

電話・メール型とは、日々決められた時間にサービス提供者から電話もしくはメールが配信されるサービスです

連絡を受け取った親は、その際に健康状態や安否確認の質問を受けることになります。

電話の場合は、当日の健康状態をプッシュボタンで選択し、メールの場合は質問内容に返信すれば完了。

見守る側の家族は、親から定期的に送られてくるメッセージを確認することができて健康状態や安否を確認することができます。

④:宅配型|配達と同時に受取人である高齢者の様子や健康状態のチェックをする

宅配型|配達と同時に受取人である高齢者の様子や健康状態のチェックをする

宅配型とは、食事や郵便物の宅配時に、高齢者の健康状態や安否を確認するサービスです。

サービス提供会社は主に食事の宅配を展開している企業で、日々の食事の宅配時に、配達員が高齢者の健康状態などを確認します。

宅配業者ならではの地域のネットワークが生かせるのも特徴の1つです。

⑤:カメラ型|カメラを通して快適に過ごせているか見守れる

カメラ型|カメラを通して快適に過ごせているか見守れる

カメラ型とは、自宅に設置されたカメラを通して、離れて暮らす家族が健康状態などを確認できるサービスです。

提供業者による24時間365日体制での監視が実施されるだけでなく、高齢者からの緊急時の呼びかけなどにも対応してくれるのが特徴。

主にセキュリティ会社が提供するサービスが多く、使用するカメラは設置するだけの簡易タイプが主流なので、大がかりな工事は必要としません。

⑥:訪問型|専任スタッフが自宅に訪問して健康状態を確認するサービス

訪問型|専任スタッフが自宅に訪問して健康状態を確認するサービス

訪問型の見守りサービスとは、専任のスタッフがお年寄りの自宅を訪れて健康状態や安否を確認するサービスです。

専任のスタッフが、食事の摂取状況を確認したり、相談を受けたりした内容を訪問した日の記録として残します。

離れて暮らす家族は、スタッフから訪問記録を伝えてもらい、健康状態を把握するという仕組みになっています。

主に郵便局や電気・水道などの会社がサービスを提供しています。局員や検査員は日頃から管轄エリアを巡回しているため、地域との関わりが深く犯罪防止の役割も期待できますね。

⑦:GPS型|家の中はもちろん、外出時でも現在地が見守れて安心

GPS型|家の中はもちろん、外出時でも現在地が見守れて安心

GPS型の見守りサービスは、高齢者がGPS端末を持っているだけで離れて暮らす家族に居場所を知らせるサービスです。

GPS端末に自宅やよく行く場所をスポットとして登録することで、自宅を出発したり帰宅したらお知らせが届く機能が搭載されているものなどもあります。

GPS見守りサービス「モニスタ」

シンエンスでは、電動車いすにGPSを取りつけて、おでかけ時の安全を見守るモニタリングシステム「モニスタ」を提供しています。

モニスタは、車両に搭載されたGPSのデバイスが走行中の電動車いすを常時モニタリングし、日々の使用状況や現在地・消耗品の交換時期などをリアルタイムでお知らせしてくれるサービスです。

シニアカーをご利用の高齢者のご家族は、おでかけを楽しんでほしいけれど、もし外出中に何かあったら……と心配になるでしょう。

そんな時はぜひ「モニスタ」を検討してみてはいかがでしょうか。

見守りサービスの選び方と大切なポイント

実際に見守りサービスを利用するときに、どのようなサービスを利用するか悩んでしまうものです。

次に、サービスの選び方や選ぶ時の大切なポイントを紹介します。

①:本人も家族も納得する
②:どんな見守り方法がいいか
③:値段にあわせて決める
④:シンプルでわかりやすい操作か

それぞれみていきましょう。

①:本人も家族も納得できる方法で見守りサービスを利用する

いちばん大切なことは、見守る側だけでなく、見守られる側も納得できる方法で見守りサービスを選ぶということです。

離れて暮らしていて心配だからと、あれこれ見守りをすると、見守られる側は負担に感じたり、プライバシーを守られていないと感じる場合もあるでしょう。

特にカメラ型は、常に見られているということがストレスになってしまう場合もあるので、置き方や場所を考えるなど対策が必要です。

高齢者によっては、行動をすべて見守るよりも、体調を崩した時に緊急で通報できるだけで良かったり、外出中だけの見守りでよかったりもします。

本人も家族も納得できるサービスを選びましょう。

②:どんな見守り方法でいきたいか明確にする

お互いが納得するサービスを選ぶことと繋がりますが、どんな見守り方法でいきたいかを家族で話し合って明確にする必要があります

緊急時に対応してもらえるものか、カメラを導入するかどうか、家族が逐一行動を確認したいのかをまず決めてみましょう。

それによって、端末導入だけの見守りにするのか、セキュリティ会社や地域の会社などにお願いするのかが決まります。

持病を持っている高齢者には、ボタン1つで緊急で駆けつけてくれるサービスが必要だったり、食事を作るのが困難な場合は食事宅配サービスを利用するなど、状況に応じて検討することをおすすめします。

③:値段にあわせて決める

見守りサービスには、無料で始められるものから、有料(月額プラン)のもの、機械の購入が必要なものまでさまざまです。

24時間の見守り、緊急時に駆けつけるなどを優先する場合は高くなってしまう場合もあります。

予算にあわせてサービスを選びましょう。

④:シンプルでわかりやすい操作のものがおすすめ

機械を導入する場合、実際に操作するのは本人も家族も両方になることが多いので、シンプルでわかりやすい操作のものを選びましょう

スマホなどで操作する場合は、普段スマホを使い慣れていない高齢者の方は難しく感じます。

ボタン1つで操作ができるようなものだと使いやすいですね。

判断が難しい場合は専門家に相談することも視野にいれよう

判断が難しい場合は専門家に相談することも視野にいれよう

どのような見守りサービスがいいか判断が難しい場合は、専門家に相談するのも1つの方法です。

お住まいの地域の自治体やケアマネジャーなどの専門家に相談することで、見守りサービスだけでなくさまざまな困りごとの相談にも乗ってくれます。

利用者が介護認定を受けている場合は、介護保険の利用を提案してもらえることもあるため、いちど相談してみてはいかがでしょうか。

プレゼントに見守り機能搭載のシニアカーという選択も!

プレゼントに見守り機能搭載のシニアカーという選択も!

車の運転に不安を感じてきたり、長距離を歩くことが負担になってきた親のために、シニアカーや電動車いすをプレゼントするという選択もあります。

シニアカーは、免許不要で運転できる電動の乗り物で、GPSによる見守り機能が搭載しているものだと外出先でも安心です。

そこで本人もご家族も安心してシニアカーを利用するためには、シンエンスの電動車いす用モニタリングシステム「モニスタ」がおすすめ。

これにより、万が一道に迷ってしまったときや、電池が切れて立ち往生してしまったときも、迅速な対応が可能です。

ご利用者の使用状況を管理することにより、部品のメンテナンス時期を知ることもできるので安心・安全です。

GPSでシニアカーの移動を見守ってくれるので、高齢者の方も安心しておでかけすることができますよ。

まとめ:高齢者の見守りは家族と本人の安全と安心につながる

離れて暮らす高齢の親を見守るサービスは、家族と本人両方にとって安全と安心につながるサービスです。

見守りサービスを利用することで、離れて暮らしていても生活の様子が伝わってきて、1日の出来事の話をするきっかけになることもあるでしょう。

シニアカーを利用して自分で長距離を移動することで、家にこもりがちなお年寄りも外にでるきっかけになるかもしれません。

ぜひこの機会にGPS型見守りサービスの「モニスタ」を導入し、利用者もご家族も安心してシニアカーを利用してみませんか?

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