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高齢者の免許更新についてわかりやすく解説!種類や内容など

2024.03.31

【シニアカーのエキスパート!シンエンス監修】免許更新は、すべての運転者に対して数年に一度義務付けられています。

とくに高齢者の免許更新では年齢に応じて追加の検査が必要だったり、講習時間が変わったりします。

検査や講習は安全運転を保つためにも重要な役割があり、運転が不安な方は自主返納をすることで得られる制度もあるため、返納する人にもメリットがあるんです。

この記事では高齢者の免許更新について詳しく解説していきます。

高齢者講習は何歳から?免許更新は年齢によって講習内容が変わる

高齢者講習は何歳から?免許更新は年齢によって講習内容が変わる

高齢者講習は70歳以上の方が運転免許証を更新する時に受講しなければならない講習のことです。

75歳以上のドライバーは認知症検査が追加されるなど、年齢や検査の結果によって講習内容が異なります。

免許更新の流れをそれぞれ解説していきます。

70歳から74歳・75歳以上の運転免許更新の流れ

運転免許証更新は、免許証に記載されている住所宛に更新についてのお知らせハガキが届き、上の図のような流れで行われます。

75歳以上になると、違反歴の確認や認知機能検査の追加があり、70歳〜74歳の方の場合とは大きくフローが変わっていきます。

高齢者講習は誕生日の5ヶ月前から誕生日の1ヶ月後までの間に受講しなければいけません。

予約でいっぱいになっていることもあるため、早めに受講するように計画しましょう。

最新の予約状況が知りたい人は、警視庁ホームページの「高齢者講習・運転技能検査・認知機能検査実施場所・予約状況一覧」にアクセスしてみてください。

高齢者講習をうける当日に必要なもの

高齢者講習当日に必要なものは以下の通りです。

■ 「講習のお知らせ」ハガキ
■ 運転免許証
■ 講習手数料
■ 筆記用具(黒ボールペン)
■ 眼鏡・補聴器(必要な場合のみ)

参考:高齢者講習(70歳から74歳までの方の免許更新) 警視庁

運転に眼鏡や補聴器を使用している方は、必ず持参してください。

詳しくはお住まいの都道府県警察のホームページ、または予約時に確認するようにしましょう。

高齢者講習の種類と講習内容

高齢者講習は大きく分けて3種類あります。

①:高齢者講習
②:特定任意高齢者講習
③:運転免許取得者等教育

高齢者講習は70歳以上の方が受講する一般的な講習で、運転免許センターなどで受けることができます。

特定任意高齢者講習は、免許証に記載してある住所以外の都道府県でも受講できる高齢者講習のことです。

運転免許取得者等教育は、高齢者講習と同等の効果を持つ講習で、すべての自動車教習所で受講することができます。

料金や詳しい詳細については、以下のボタンからご覧ください。

75歳以上は認知機能検査も必要

75歳以上のドライバーは、高齢者講習の他に免許証更新時に認知機能検査を受けることが義務付けられています。

認知機能検査では、16種類のイラストを記憶する「手がかり再生」と、検査日の日時や曜日を答える「時間の見当識」の2つの検査が行われます。

更に該当者は運転技能検査に合格する必要がある

75歳以上の方で、運転免許証の有効期間満了日の直前の誕生日の160日前の日前3年間に一定の違反歴がある方は、運転技能検査に合格する必要があります。

運転技能検査では普通自動車でコースを運転し、指示速度による走行や一時停止などの課題を行います。

万が一不合格になったとしても、更新期限内であれば何度も検査を受けることが可能です。

所要時間や手数料は教習所ごとに異なるので確認してみてください。

サポートカー限定免許に切り替えることもできる!

免許更新時に、先進技術を使った安全装置が搭載されたサポートカー限定の免許に切り替えることもできます。

自動ブレーキシステムや車線逸脱警報装置などが搭載されているサポートカーであれば、交通事故のリスクも減り、安心して運転できるでしょう。

高齢者ができるだけ長く安全に運転を続けるための支援策ですので、サポートカーの利用もぜひ検討してみてください。

あわせて読みたい記事:「サポカー補助金は終了?2024年現在も申請できる補助金について解説

免許証を自主返納した場合にとれる運転経歴証明書とは?

運転経歴証明書とは、運転免許証を自主的に返納した人や、運転免許の有効期限が切れてから過去5年間の運転経歴を証明する公的な証明書です。

運転経歴証明書は、免許証と同じサイズで、住所・氏名・生年月日・自主返納を受理された日などが記載されています。

平成24年4月1日以降に交付された運転経歴証明書は、金融機関等でも本人確認書類として認められているため、身分証明書として生涯使用することができます。

詳しくは以下の記事にもまとめているのであわせてご覧ください。

あわせて読みたい記事:「運転経歴証明書とは?メリットや申請方法、再交付方法まとめ

老後も安心!シニアカーなら運転免許証の返納後も使える

運転免許証を返納することになっても、シニアカーなら免許証不要で運転することができます。

シニアカーは高齢者の外出に最適で、免許返納後もいきいきとした生活を送りたい方におすすめの移動手段です。

シニアカーを初めて利用される場合は、専門業者に相談をすることをおすすめします。

電動カート(シニアカー)・車いすのことなら専門店の「げんき工房に何でもおまかせです。整備台数は年間10,000台以上、出張修理やメンテナンスも充実しています。シニアカーの操作方法もお気軽にご相談ください。

また利用するご本人もご家族も安心してシニアカーを利用するために、電動車いす用モニタリングシステム「モニスタ」のGPSサービスをおすすめします。

モニスタは、車両に搭載されたGPSにより、走行中の電動車いすを常時モニタリングし、日々の使用状況や現在地・消耗品の交換時期などをリアルタイムでお知らせしてくれるサービスです。

シニアカーの利用を考えている人は一度モニスタ公式サイトを覗いてみてください。

まとめ:自分とまわりの安全のためにも高齢者講習をうけて安全運転を守ろう

今回は高齢者講習について解説していきました。

高齢者講習を受けることは、自分自身だけでなく周囲の安全を守るためにも重要なことです。

検査や講習をしっかり受講し、交通事故のリスクを減らし、安心して運転を続けましょう。

将来の生活の選択肢の幅を広げるために、免許返納後の移動手段としてシニアカーについて詳しく知りたい方は、ぜひモニスタ公式サイトをご覧ください。

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